映画レビュー 【マシニスト】※ネタバレ注意

今回紹介させていただくのはスペイン映画でございます。

とある工場で働く一人の男。なんと1年もの間眠れていないという、不眠症の男。ただ、そのわりにはごく平凡とした日常を送れている。

一日一日を刻一刻と、過ごす毎日。そんな中、ある事故が起こる。

それは、同僚が機械の中に手を入れているときに、電源を作動させてしまうという事故。この事故で同僚の腕は切り落とされてしまう。だが、その時に、以前に出会った不気味な男を見たせいで、事故が起きたと話す。

だがその人物はこの工場にはいない、と言われ、疑問が起きてしまう。

その後も、何か不幸なことがあるたびに不気味な男にたびたびあってしまう。

なぜ、このようなことが起きるのか、頭の中では葛藤・疑問・怒りが生じてどんどん彼は壊れていってしまう。

そして、その壊れていく過程で、事実だと思っていたことが全てウソになっていく。つまり、彼が思っていたことは幻想そのものだったのだ。

そして、最後には、過去に行ってしまった過ちを正すために決断し、そして彼は眠る。

その間に起こることは人間関係での誤解など現実世界でも起こりうるような事がオーバーに描かれています。

実際に不眠症の人はこんな感じで悩まされているんだろうなと、実感できる映画でもあります。

みなさんもしっかり、睡眠はとりましょう!w


映画「マシニスト」日本版劇場予告